そして、父になる
先日、嫁が熱と風邪でほとんど身動きとれないときに、普段嫁がやってる家事の断片をやりつつ、1歳の娘をひとりで子守して、色々新しい視点で学ぶことが多かったので、書いておきたいなと思って書いてます。
献立毎日考えるのめっちゃツラいし、朝早く起きるのもめっちゃツラい、ずっと娘見てるのもかわいいけど正直しんどいし、慣れないことが多々あったにせよ、仕事してる方が実は楽なんじゃないかと思わされました。
朝のタスク
午前6時 | 起床 洗濯を回す |
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午前6時30分 |
娘を起こして着替えさせる |
午前7時 | 朝食をつくる 1. 珈琲を入れる 2. パンを焼く 3. 卵をやく |
午前7時30分 | 朝食の洗い物 洗濯を干す 連絡帳の記入 |
午前8時 | 保育園に送る |
夕方のタスク
午後17時 | 娘のお迎え おやつを与える |
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午後17時30分 | 夕食をつくる |
午後18時 | 夕食を食べる |
午後18時30分 | 夕食の洗い物 お風呂にいれる |
午後19時 | 寝かしつける |
会社を16時ぐらいに早退させてもらって、1日だけリアルに嫁と同じ1日を体験したけど、これはマジでツラい。
その他、初めてやったこと
娘をだっこ紐でだっこしてスーパーに買い物
しんどくて、1リットルのジュースとか買う気になれませんでした。
保育園の送り迎え
保育園に行ってから、タオルはここに、着替えはここに、このビニール袋をここに、みたいな細々としたやることがけっこうあって、全然愛想を振りまく余裕すらなかったので、保育士さんが迎えに行った時とかに「今日はこんなんでしたよ〜あんなんでしたよ〜」とか言ってくれてたけど、ちゃんとレスポンス返せませんでした。
小児科につれていく
病院に初めて一人でつれていったけど、娘の体重とか、普段の平熱とか知らないことに気づいたり、そもそも今回連れて行った小児科すら、初めてのところでした。診察や、処方箋もらうところ、いろいろ説明してくれてたけど、頭がオーバーヒートしててほとんど入ってこず。
母としてのつらさ
予定は基本自分ベースでなく、娘ベースで組まれて、娘がいけないところは行けないし、予定を入れても娘次第ではキャンセルになるから、大事な約束はなかなか入れられない。
何かしようとしても娘がぐずったら優先度が逆転する(これが一番つらい)
そして、父になる
これまで、洗い物ぐらいで愚痴をこぼしたり、朝起きれなくてキレられてスネたり、自分の考えの至らなさ、行動、言葉、ほんとうに甘さしかないなと思いました。
一方で、嫁は日々いろいろなプレッシャーを抱えながら、今まで子育てや家事をしてきたんやな、と、その立場になって、初めて気づくことができました。
そして、そのプレッシャーを背負い、育てていくことが親の使命であり、母であるとするならば、自分はまだ父ではなく、ただのおっさんでしかなかったんだな、と。
今回、結局そのあと、娘も自分も倒れて一家全滅して地獄絵図のようになり、本当にひどい1週間でしたけど、自分的には激しく人間的に成長できたと感じています。
それ以降は、朝も6時過ぎに起床、洗濯や洗い物や、娘の着替えなど、率先してやっています。
夫がどうしようもなくダメ夫の家庭は、一度、仮病でも使って倒れてみてはいかがでしょうか。