主に技術的なことを書くブログ

浅めにマークアップ&フロントエンドの技術的なことをメモしていましたが、ざっくばらんに書いています。

Mac でさくっとローカルサーバーを起動する方法

Mac標準のターミナルからApacheを起動する

MacにはApacheが標準でインストールされているらいいです。

Apacheの起動

sudo apachectl start

ブラウザで http://127.0.0.1/ を確認すると、「It works!」と表示されるかと思います。

これは、/Library/WebServer/Documents/ 以下がドキュメントルートなので、そこを見ている感じです。

ifconfigコマンドで調べた自分のIPアドレス(192.168.x.x)に、同一ネットワークのiPhoneからアクセスできるので実機確認ができます。

Apacheの停止

sudo apachectl stop

起動状況の確認

ps agx | grep httpd

Apacheの再起動

sudo apachectl restart

参考:Mac標準のApacheの起動と停止 | Web制作・Webシステム(東京)の株式会社ワイワイエンジン

Pythonでもできる

MacにはPythonも標準でインストールされているらいいです。

python -m SimpleHTTPServer 8888

http://127.0.0.1:8888/ iPhoneからは http://192.168.x.x:8888/

Ctrl+c で停止。

参考:手っ取り早く Mac でローカルサーバーを立てる方法 - tacamy.blog

今更聞けない IPアドレスについてまとめ

127.0.0.1/(localhost/と同じ)

127.0.0.1というIPアドレスはよく利用されるため、通常は「localhost」という単純なホスト名でアクセスできるようになっている(ドメイン名は付かない。localhostという単一ラベルの名前としてのみ有効)。例えば「http://127.0.0.1/」は「http://localhost/」としてアクセスできるし、ローカル・コンピュータ上のFTPサーバに接続するには、「ftp localhost」とすればよい。  localhostはほとんどの場合127.0.0.1と同義に利用できるが、NetBIOS関連のアプリケーションでは意味が異なることがある。
引用元:"Windows TIPS:ローカル・ループバック・アドレス(127.0.0.1)とは? - @IT

192.168.x.x/

社内ネットワークなどではプライベート・アドレスを使うのが一般的になっている。社内からインターネットへアクセスするときは,インターネットとの境界に置いたゲートウエイ装置でIPアドレスをプライベートからグローバルに付け替えるアドレス変換という技術が使われている。
引用元:"ネットワークHOTTOPICS - なぜ「192.168.x.x」のアドレスを使う?:ITpro

0.0.0.0/

Local Addressの0.0.0.0はマシンが持っているすべてのIPアドレスを表しています。つまりマシンが複数のIPを持っていた場合、マシンの持つすべてのIPアドレスにおいて接続を受け付けているということになります。 それとは違いLocal Addressが指定されている場合は、接続先アドレスがそのアドレスの接続しか受け付けないようになっています。
引用元:"「0.0.0.0」や「127.0.0.1」の意味? - ネットワークセキュリティ - 教えて!goo

参考:Mac OS X LionでApache、PHP、MySQLを動かす | HAPPY*TRAP

2017年の福岡出張

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今年も会社の行事で福岡に行った。

毎年、その行事が終わったあと、どっか行きたいなぁ、と思うんですが、今年はYCAMというずっと行きたいなぁ、と思っていた山口にあるメディアアートの施設に行こうかなと調べたら、ちょうど何もやってなくて、ほんなら、と思って、詩人のまど・みちおさんの常設展示(絵がめっちゃ良い)がある徳山の周南市美術博物館はどうかなーと思って調べたら、こちらも期間展示の方でそそられるものがなく、その周りになにかあれば行ったんですが、なにもないところなので、福岡でも漫画喫茶行くかーとか思ってたんですが。

KBCシネマ

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KBCシネマ、というミニシアター系映画館を発見しました。

調べてみると、ちょうど、18時半ぐらいから「怪獣はささやく」という「パンズ・ラビリンス」というダークファンタジ―映画(けっこう好き)のスタッフ(監督は違うのでモヤっとする)で作った映画が面白そうだったので、行ってみたら、なんとその時間は次の日からのスケジュール!でやってなかった(僕の圧倒的勘違い)。

このまま映画見るモードどうしてくれようか、ということで、ちょうどたまたま20時からのレイトショーでやってたマイク・ミルズ監督の「20 センチュリー・ウーマン」を見ることにした。

漫画喫茶 ポパイ

それまで時間があったので、漫画喫茶に社会見学に行くことにした。今回はポパイという全国チェーン店だ。入ってみると、これが、漫画喫茶、かという感じだった。こないだ東京で行ったのはあれはやはり、ネットカフェだ。

漫画がいっぱいあって、明るい個室と暗い個室があった。暗い方は仮眠用で、次回、宿泊で使うことを想定して暗い方にしてみたが、薄暗い中でデスクライトしかなくて、漫画読むのが辛かった。明るい方の個室は、仕切りの高さも少し低いので、僕ぐらいの身長だと見ようとおもったら見れそうなので、寝るのには微妙そうだった。漫画読むときは明るい方で読みたい。けど、寝るときは暗い方がいい。むずかしい。

この店舗では完全に自由な席というのがないみたいで、個室を選んでもそちらは自由に使える、とかであればよかったように思う。むしろ、そういう店舗のほうが多いように思うが。。

漫画も多すぎると何を読むべきか悩んで30分ほどロスして、「ハンター✕ハンター」を読みはじめたものの、過去の記憶を取り戻すのに15巻ほど遡って、4冊目いくかどうかぐらいで2時間ほど経ったので、漫画喫茶は6時間以上必要だ。

20 センチュリー・ウーマン

オシャレだった。群像劇?1979年のアメリカ、サンタバーバラが舞台になっていて。L.A までライブを見に行ったりとか、けっこう音楽的な話が多くて、当時のリアルなのかはわからないけど、トーキング・ヘッズ VS ブラック・フラッグ 的なバンドシーンの構図とか知らなかったのでおもしろかった。日常を細切れにしてちょいちょいおもしろい感じとかは、「この世界の片隅に」ぽさもあったり、でも基本はすごいオシャレ。さすがに、眠い感じもあったけど、僕がもし20代前半ならだいぶ好きな映画だなと思った。

シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展

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吸い寄せられるようにいつも、天神イムズに行く、なぜかはわからない。8F の三菱地所アルティアムにふらっと行くと、だいたいいい感じの展示がやってる。

今回は、ディック・ブルーナの「シンプルの正体」という展示がやっていた。次は、tupera tupera の展示をやるみたいでうらやましい。

ディック・ブルーナのイラストは、普通にペンとかで書いてるもんだと思っていたけど、原画は、筆で点描のようにちょこちょこと筆を進めていて衝撃を受けた、たまたまかもしれないが下書きなしで(そういう映像が流れていた)。それでちゃんと原画をまじまじと見てみると、線がモジャモジャしていた。

シンプルに書いているようで、このディティールに可愛さや親しみやすさが宿っているのか、と思う。

一見すると、筆でちょろっと出ているだけのようにも見えるちょろっ、も、実は、ディック・ブルーナによって、意図的に描かれたちょろなのである。

東京、巡り 2017・5

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出張で1年ぶりぐらいに東京に行ったので、またまた1日多めに滞在してぷらっとしたので、感想を書いた。

東京都現代美術館は果たしていつまで改修するのか。

坂本龍一設置音楽展 ryuichi sakamoto async(ワタリウム美術館

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初めてワタリウム美術館に行った。

地上5階建てで、主に2階から4階の3フロアで展示スペースになっているようだ、1階が受付とショップ、地下にもショップとカフェがある。

調べてみると、1990年からあったようだが、まったく知らなかった。東京にはまだまだこういったアートスペースがありそう。

地下のショップには、ちょっとしたシンセサイザーや、音楽CDなども置いてあって、ちょっとおもしろかった。坂本龍一氏がNHKでやってた音楽番組のブックレットCD的なやつが売っていたので眺めていると、店員のおじさんが気さくに話しかけてきて、普段だとそういうの嫌なタイプだが、なんかとても自然に話せた。

また東京に来る機会があったら、展示を調べようと思う。

肝心の展示については、2階がこの展示の元の音源である async というアルバムを 5.1ch のスピーカーで長椅子に座りながら聴きつつ、アルバムのアートワークにも使われている映像が8個ぐらいの縦フラットモニタに映し出されていているというもので、3階、4階も、そういった映像作品が展示されているという構成。

朝の11時オープン10分過ぎぐらいだったが、その2階の部屋はほぼ埋まっていた。普通にアルバムを視聴しているという感じなので、好き勝手出入りできるのだが、さすがに1000円払っているので、みんな数分ではなく30分ぐらいは座って聴いていたように思う。

自分は、そもそも音源すら聴いてなかったので、今何番でいつ終わるのかもわからずただ聴いていたが、40分ほど聴いて眠たいのとお尻が痛いので出た。3階は、iPadiPhone を壁に3個塊ぐらいで壁にかけたグループが6個ぐらいあった。作品を作っていたと思われる部屋の風景や、丁寧な暮らしっぷりのような映像が流れていた。こんな家に住みたいなぁと思った。

4階は、もう少しコンセプチュアルで、途中で英語のスピーキングが入るのだが、なんか「睡眠と死の境目はなんだ?」みたいな哲学的なことを言っていたように聞こえたけどよくわからない。寝ている人の映像や、同じ道を朝から夜までなんども通る映像などが細切れに編集されていて、ずっと見ていたら死にたくなってきた。

地下でアナログ版の async の視聴ができたのだけど、個人的には、5.1chよりもそっちの方が良かった。おそらく 5.1chで聴かせるのであれば、自由に聴く場所を選びたいし、人が入った上でも大丈夫な音響の設計にするべきだろうと思う(そういう設計の元にあの配置なのかもしれないけど)。

async 買おうか迷ったが、3500円かぁ、というので、一旦見送った。音楽の価値とは何か考えさせられる。

映画「メッセージ」

www.youtube.com

今回の東京は、他にめぼしい展示が見当たらなかったので、せや、でっかいスクリーンで映画でも見ようかなっということで、TOHOシネマズ日本橋で「メッセージ」を見た。六本木とまよったけど、スクリーンの寸ぽう的には日本橋とそんなに変わらかなかったので、人が少なそうな方を選んだのだが、実際のスクリーンはぜんぜん大きい感じでもなくがっかりだった。

それよりもがっかりだったのは、東京の客のマナーの悪さだ。予告だからといって、スマホの画面普通に見てる輩がいるのだ。東京でも普通ではないのかも知れんけど、ないな、と思った。人が多いと常識の程度も下がるから仕方ないとはいえ、東京はやっぱり住むところではない。

映画については、何も調べずに行っても、知っててもどちらでも、ふーんという感じだった。あとからじわじわきそうでこないタイプだと思う。一度見ただけの感触としては、途中からなんかオチが透けはじめてそこから特に裏切りもなく、あぁ、やっぱりそうなんや、となり、衝撃的なシーンがあるでもなし、ただただ、原作で「あーその視点なかったわぁーっ」て感動したのを映画にして伝えようとしたけど、映画のSFファンは別にそんなん求めてない感というか。。

なんかようわからん引きの強いUFOを前面に押し出してきた割には、すぐ思いつきそうな宇宙人のフォルムであったり、メッセージも、めっちゃ衝撃的なわけでもなく、それをつかって、どうにかなるでもなく、、3000年後の続編にも期待できないという。

秋葉原から御茶ノ水へ行くという計画

映画は夕方からの回だったので、それまで御茶ノ水の楽器屋がたくさんあるらしいということで行ってみようと思ったら、御茶ノ水から秋葉原が以外と近かったので、無駄に秋葉原で降りて徒歩で御茶ノ水で行こうという計画をしていたのだが、Google Mapで見たら、まったく逆の方向にイケベ楽器があった。

ここまでの話を整理すると、なぜ楽器屋なのかというと、スタインバーガーというギターが欲しかったからだ。今は Gibson に買収され、Sprit という名前?の安価なモデルのシリーズが発売されているのだが、日本ではあまり売っていない。調べたところ、あまりに売れないのか生産もしてないらしく、東京だとだいたいのギターショップに置いてあるみたいだったので、試奏して、あわよくば、みたいなことだったのである。

当初、御茶ノ水にある石橋楽器やクロサワ楽器などがある通りと通って、宮地楽器というところにシンセサイザーなどを見に行って、神田駅まで歩く、というルートを計画していたのだが、ネット上で調べていたときにイケベ楽器でスタインバーガーが最安というのを見ていたので、とりあえず、イケベ楽器から見てみようということで、方向的にば御茶ノ水とは逆だが向かったわけだ。

そして、イケベ楽器で見つけて、試奏させてもらったら、想像以上に普通だった。

これは褒め言葉で、あの小さいボディや安さから、弾きにくさや、音の軽さ、みたいなものを想像していたのだけど、普通にセッティング次第で良い音になりそうな感触を得られた。で、値段である、実際、ここから値引きなどなければ、正直今買う必要もなく、ネットで送料無料で注文すれば荷物にもならないので良いので、単刀直入に「これ、いくらぐらい値引きできますか?」と聞いたところ、だいたい思っていたぐらい値引いてくれたので、即決してしまった。

軽いので、持って帰るのもだいぶ楽だった。求めていたのはこの軽さとコンパクトさだ。

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初めてのネカフェ

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夜は、ぶっちゃけそのまま帰れる時間だったのだが、社会勉強も兼ねて、まだ泊まったことがなかった完全個室、というネットカフェで一泊してみることにした。

初めて一夜すごした感想としては、ぜんぜん熟睡できない、という感じだった。一時間おきぐらいに、なんかどこかのドアの音で目が覚めて、今何時?みたいにスマホの画面を見た記憶だけがある。一応、フラットシートなので、脚は伸ばせるものの、寝た状態から膝を建てようとすると、机の出っ張りにぶつかるので、疲れも取れない。シャワーもそれ自体は新しかったが、なんか生乾きの匂いがして臭かった。

何よりもがっかりだったのは、漫画がめっちゃ少なかったことだ、えええっと思ってあらためてサイトで確認してみると、自分が思っていたのは他の店舗の写真だったようだ。利用した店舗は立地的にもほぼ終電逃して寝る人がターゲットにされているようだった。大失敗だ。

仕方なく読みかけだったアイアムアヒーローがあったので全巻読み切ったが、これもうんこみたいな終わり方だったので、最悪だった。

これまでインターネットカフェと漫画喫茶を同じものとして認識していたが、世の中的には違うようだ。

というか、そもそも完全個室のネットカフェは違法らしい。どうしてここが鍵付きの完全個室で運営できるのか気になって調べても出てこないし、なにかとても深い闇を感じる。独身だったらもっと東京の暗部まで行くところだが。。このあたりおいとましておこう。

まとめ

なんか全部ネガティブな感想で終ってるように思われるかもしれないが、最高に楽しかったで。