主に技術的なことを書くブログ

浅めにマークアップ&フロントエンドの技術的なことをメモしていましたが、ざっくばらんに書いています。

2017年の福岡出張

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今年も会社の行事で福岡に行った。

毎年、その行事が終わったあと、どっか行きたいなぁ、と思うんですが、今年はYCAMというずっと行きたいなぁ、と思っていた山口にあるメディアアートの施設に行こうかなと調べたら、ちょうど何もやってなくて、ほんなら、と思って、詩人のまど・みちおさんの常設展示(絵がめっちゃ良い)がある徳山の周南市美術博物館はどうかなーと思って調べたら、こちらも期間展示の方でそそられるものがなく、その周りになにかあれば行ったんですが、なにもないところなので、福岡でも漫画喫茶行くかーとか思ってたんですが。

KBCシネマ

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KBCシネマ、というミニシアター系映画館を発見しました。

調べてみると、ちょうど、18時半ぐらいから「怪獣はささやく」という「パンズ・ラビリンス」というダークファンタジ―映画(けっこう好き)のスタッフ(監督は違うのでモヤっとする)で作った映画が面白そうだったので、行ってみたら、なんとその時間は次の日からのスケジュール!でやってなかった(僕の圧倒的勘違い)。

このまま映画見るモードどうしてくれようか、ということで、ちょうどたまたま20時からのレイトショーでやってたマイク・ミルズ監督の「20 センチュリー・ウーマン」を見ることにした。

漫画喫茶 ポパイ

それまで時間があったので、漫画喫茶に社会見学に行くことにした。今回はポパイという全国チェーン店だ。入ってみると、これが、漫画喫茶、かという感じだった。こないだ東京で行ったのはあれはやはり、ネットカフェだ。

漫画がいっぱいあって、明るい個室と暗い個室があった。暗い方は仮眠用で、次回、宿泊で使うことを想定して暗い方にしてみたが、薄暗い中でデスクライトしかなくて、漫画読むのが辛かった。明るい方の個室は、仕切りの高さも少し低いので、僕ぐらいの身長だと見ようとおもったら見れそうなので、寝るのには微妙そうだった。漫画読むときは明るい方で読みたい。けど、寝るときは暗い方がいい。むずかしい。

この店舗では完全に自由な席というのがないみたいで、個室を選んでもそちらは自由に使える、とかであればよかったように思う。むしろ、そういう店舗のほうが多いように思うが。。

漫画も多すぎると何を読むべきか悩んで30分ほどロスして、「ハンター✕ハンター」を読みはじめたものの、過去の記憶を取り戻すのに15巻ほど遡って、4冊目いくかどうかぐらいで2時間ほど経ったので、漫画喫茶は6時間以上必要だ。

20 センチュリー・ウーマン

オシャレだった。群像劇?1979年のアメリカ、サンタバーバラが舞台になっていて。L.A までライブを見に行ったりとか、けっこう音楽的な話が多くて、当時のリアルなのかはわからないけど、トーキング・ヘッズ VS ブラック・フラッグ 的なバンドシーンの構図とか知らなかったのでおもしろかった。日常を細切れにしてちょいちょいおもしろい感じとかは、「この世界の片隅に」ぽさもあったり、でも基本はすごいオシャレ。さすがに、眠い感じもあったけど、僕がもし20代前半ならだいぶ好きな映画だなと思った。

シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展

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吸い寄せられるようにいつも、天神イムズに行く、なぜかはわからない。8F の三菱地所アルティアムにふらっと行くと、だいたいいい感じの展示がやってる。

今回は、ディック・ブルーナの「シンプルの正体」という展示がやっていた。次は、tupera tupera の展示をやるみたいでうらやましい。

ディック・ブルーナのイラストは、普通にペンとかで書いてるもんだと思っていたけど、原画は、筆で点描のようにちょこちょこと筆を進めていて衝撃を受けた、たまたまかもしれないが下書きなしで(そういう映像が流れていた)。それでちゃんと原画をまじまじと見てみると、線がモジャモジャしていた。

シンプルに書いているようで、このディティールに可愛さや親しみやすさが宿っているのか、と思う。

一見すると、筆でちょろっと出ているだけのようにも見えるちょろっ、も、実は、ディック・ブルーナによって、意図的に描かれたちょろなのである。