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主に技術的なことを書くブログ

あくまでもデザイナーという方向で技術的なことをメモしていましたが、ざっくばらんに書くことにします。

映画「バケモノの子」「野火」「さよなら、人類」「ナイトクローラー」

映画評

わりと映画見てるけど、感想を書けてないので、雑に書いておきたいと思います。

バケモノの子

http://www.bakemono-no-ko.jp/common/images/top/bg0.jpg 引用元:「バケモノの子」公式サイト

細田 守監督作品。

時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」とそれぞれ見てますが、僕が個人的に細田守が好きだったのは、“夏”感と、“夏休み”感だったので、前作と今作、どちらも、そこまでめっちゃくる感じではなかった。

なぜかな、と思ってたんですが、設定にそんなに感情移入できない、ということに尽きるのかな、と思います。

「バケモノの子」を見た後に、NHKのプロフェッショナルに細田氏が出ているのを見たのですが、そこで今作は父親との確執というか、そういったものを描きたいなんちゃらみたいなことを言われていて、やっぱり、自分はぜんぜん確執とかないからだ、と腑に落ちました。

野火

http://nobi-movie.com/images/facebook.png 引用元:映画「野火 Fires on the Plain」オフィシャルサイト 塚本晋也監督作品

塚本晋也監督、主演作品。自費で制作されたそうです。

終戦日の次の日ぐらいに見に行ったというのもあるかもしれないですが、お客さんの年齢層が高く(というかほとんどおじいちゃんおばあちゃん)、始まってすぐの犬のシーンで2名ほど退出していました。全般で腸が飛び出たり、腕だけ飛んできたり、といったグロテスクなシーンが多々あるので、正直気持ち悪いですが、度が過ぎているせいか、逆に清々しくもあり。

戦争の映画はたくさんあって、僕ももし戦争に行くことになったら、とたまに考えたりします。 なんか実際行ったら「野火」みたいな感じなんだろうな、と思いました。同じ感覚を得たものに、漫画「水木しげる伝」があります。

完全版水木しげる伝(上) (講談社漫画文庫)

完全版水木しげる伝(上) (講談社漫画文庫)

だいたいの人は死にたくないし、「お国のため」と日本を出ても、実際の戦地に行ったら、本当に前線で戦ってくれるのは、ヤンキーとかサバゲー好きとか、肉食系男子ぐらいで、僕みたいな人間はどうにか敵に見つからず後ろの方で戦ってるふりして逃げまわると思う。

最後の書斎のシーンが謎すぎて、ググったけど、わからなかった。

あと、リリー・フランキーピエール瀧とポジション争い。

さよなら、人類

http://tokyofrontline.com/wp-content/uploads/2015/07/sub5-770x513.jpg 引用元:http://tokyofrontline.com/archives/35439

ロイ・アンダーソン監督作品。

この監督のことを全く知らずに、見るものがないけど見なければいけないというときに、ポスターとタイトルがオシャレ、というだけで見ただけあって、かなりしんどかったです。

あとからちょっと調べて、「散歩する惑星」という作品と同じ監督というのを知って、あぁーあのレンタルビデオ屋で何度も借りかけて借りんかったやつや、というのを思い出しました。

そう言われてみるとジャケの感じおんなじ。

他の作品を見た上での評価と、初めてこれを見た人ではかなり評価が別れるのではないでしょうか。

内容としてはシュールコメディーというか、ものすごく一定のテンションで、独特の間がずっと続く。特になにかあるわけでもなく、日本人にはよくわからない歴史的な皮肉めいたシーンとかがあったり、もうちょっと自分が若くてミニシアター最高!っていうアンテナビンビンやったらビンビンくるのかな、と思いました。

ナイトクローラー

http://image.eiga.k-img.com/images/special/2267/nightcrawler_01.jpg 引用元:http://eiga.com/movie/81238/

ダン・ギルロイ監督作品。

監督も主演の人もほとんど初めてっていうぐらい知らなかったけど、主演のジェイク・ギレンホールがすごくよかったし、作品自体も、天下一品の焼き飯セットのようにすごくよくまとまっていて、満足感がありました。

個人的な希望を書いておくとしたら、警察との絡みはもっとしつこくても深みが出たんじゃないかなぁ、という気もします。

なぜなら、証拠としてPCなりディスクなりを没収してしまえば、確実に逮捕できてしまうわけですから、そのあたりの警察の深追いしない理由(例えば、その殺された売人一家の取引相手が警察のお偉いさんだったとか)がなにか別にあれば、また違ったかもしれない。

ただ、ナイトクローラーという、あまり知名度のない職業をフューチャーしたという渋みと、そこをぶれずにいけたのは良かったです。それを象徴するのがやっぱり“捕まらない”というところかと。

 

現場からは以上です。