主に技術的なことを書くブログ

浅めにマークアップ&フロントエンドの技術的なことをメモしていましたが、ざっくばらんに書いています。

Pure Data ことはじめ 2017

年末あたりからシンセサイザーとか電子音楽ブームが来てて、4、5年前にこの本買って1回挫折してる Pure Data をポチポチやり始めてる。

Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)

Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)

Pure Data なんぞや、というのはこのあたりを参照していただくとして。 yoppa.org

その入門記事でもおすすめされている Pd-extended は2014年から開発が止まっていて、今始めるのであれば、Pd-vanilla をインストールする方がよい。調子に乗って 64bit 版をインストールすると、ライブラリが動かなかったりするので、32bit版をおすすめします。

が、しかし、結構な率で puredata.info が落ちているので、ツイッターから公式っぽいアカウントに言ってみたけどリアクションないから、googleのキャッシュページからダウンロードしたりした(なんでできるのか不明)。

インストール後、起動するだけで基本的なことはできるけど、Pd-vanilla は Pd-extended では最初から入っていた object がなかったりして、教則本で当たり前のように出てくる object が作れなくて not working なことがある。

そういうときは、deken という、sublime text でいうところの package control 的な機能があって、Help > Find external から検索してインストールするんですが、こちらも puredata.info が落ちているとぜんぜん引っかからなくて。 f:id:nakagaw:20161231023327p:plain 「Are you online?」とか聞かれるから最初PCのネットワーク設定とか一生懸命設定見直してて、一瞬サイトが復旧したタイミングで引っかかるようになったから原因お前かい!ってなりました。

参考:PureData vanillaでdekenを使ってGemを導入する | Pure Data Japan

Find external が使えなくても、ライブラリなりパッケージを個別に落としてきて、~/Users/xxx/Library/以下にPdフォルダを作ってそこにいれて、Pure Data の Preferences の ”Path...” で、その落としてきたフォルダを”New...” から追加してあげると読み込まれます。

前述した object が作れなくてというのは、具体的には counter object だったんですが、Pd-extended では Gem に入ってたぽく、それを deken から入れたりしてたけど、ぜんぜんうまく行かなくて1日ぐらいはまってたんですが。

dekenを使ってインストールしたライブラリやパッケージによっては、PureDataの設定(Preferences)の”Startup…”で起動時に読み込むライブラリを追加する必要がります。(”New…”でパッケージ名を追加)
引用元:"PureDataでprependオブジェクトが作れない - KEINOSの日記

結局は、cyclone というパッケージに入っていて、cyclone も ”Startup…” の方から追加したら counter object が動くようになりました。puredatajapan.info のインストール手順にも出てくるぐらいなので、libdir, Gem, cyclone あたりは最初から入れといたほうが良さそうという感じ。

このあたりのライブラリとかパッケージあたりまでいろいろわかるようになると映像とかもいじったりできそうなので、楽しそうなんやけど、だいぶ遠そうで、2017年はマイペースにこのあたり続けていきたいなぁという所存。

PD #1 from nakagaw on Vimeo.